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天神橋筋商店街も徐々に活気 マスクは値崩れ…「50枚入り2000円でも売れてない」

[ 2020年5月15日 15:18 ]

 休業要請の段階的解除に向けて、日本一長い大阪・天神橋筋商店街も活気を取り戻し始めた。

 「平常時に比べて5、6割のお客さんが出てきたようです」とはJR天満駅そばの洋食店店員。緊急事態宣言発令以来、同店は時間を短縮して営業を続けてきたが「在宅勤務の会社が多くてお客さんがサッパリ」。ただ、テイクアウトは順調だったそうで「弁当のおかげで売り上げは半減で持ちこたえた」と語った。16日から営業再開するパチンコ店店員は「あすから営業します」と通行客にPR。「1カ月休みでした。やっとです」と表情は明るかった。

 1丁目から7丁目まで南北2・6キロの天神橋筋商店街で目立ったのはマスクの販売。ドラッグストアだけでなく、衣料品店や中には飲食店でも店先にマスクを並べて販売競争。「1箱50枚入りで3000円ぐらいだったのが、きょうは2000円でも売れてない。まだ30箱はあるんで何とかせんと」と雑貨店の女性店主は頭を抱えていた。

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2020年5月15日のニュース