J2磐田のU―18日本代表FW後藤啓介　チェルシーも争奪戦　英紙報じる

　日本サッカー界期待の大型ストライカー、J2磐田のU―18日本代表FW後藤啓介（18）に関し、英紙デーリー・メール（電子版）は17日、イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーも争奪戦に加わったと報じた。

　1メートル91と長身で将来性豊かな点取り屋を巡っては、同紙も先日、同じプレミアのウェストハム、エバートン、リエAユベントス、オランダ1部アヤックス、フェイエノールトなども獲得に動いていると報じていたが、続報として「チェルシーもワンダーキッズ、ケイスケ・ゴトウの争奪戦に参戦した」とし、「三笘がブライトンで成功したあと、ブルース（チェルシーの愛称）も日本から輩出される新たなスターの獲得を試みる」と強調した。

　後藤は大会直前の負傷により6月のU―20W杯を欠場したものの、同紙は「チェルシーのスカウトは後藤を将来が確実な人物として特定した」と指摘。

　磐田の下部組織出身の後藤は高3で今季U―18チームからトップチームに昇格。リーグ17試合でチーム最多タイの5得点を挙げ、6月にプロ契約を締結した。