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首相より市長が主役 英与党主導権争いに影響も

[ 2012年8月7日 06:00 ]

 五輪開催地として人々の注目がロンドンのボリス・ジョンソン市長(48)に集中し、デービッド・キャメロン首相(45)が主役の座を奪われている。与党保守党の主導権争いにも影響を及ぼしそうな雲行きだ。

 共同電によると、世論調査では「キャメロン氏が保守党党首を辞めたら誰がリーダーになるか」という質問で、ジョンソン氏と答えた割合がヘイグ外相ら現職閣僚らを大きく上回った。地元紙は「秋の保守党大会でジョンソン氏をスターにするわけにはいかない」という首相周辺の危機感を伝えた。

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2012年8月7日のニュース