大儀見先制弾！負ける気しなかった「試合前から自信に満ちた顔」

前半３２分、大儀見がゴールを決め、日本が先制

　なでしこの銀メダル以上が確定！ロンドン五輪サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は６日、準決勝で初出場のフランスと対戦、２―１で逃げ切り、９日（日本時間１０日早朝）の決勝に駒を進めた。なでしこは３大会連続４回目の五輪出場で初のメダル獲得が確定した。決勝はＷ杯の決勝と同じカードとなり、米国と対戦する。

　前半３２分、日本は相手ファウルで得たＦＫを宮間がゴール前へ。ＧＫがキャッチミスしたボールを大儀見が相手ＤＦと競り合い、倒れ込みながらも押し込んだ。「（宮間）あやが、ぶれ球を蹴ってくれたので狙っていた」という大儀見は準々決勝ブラジル戦に続き２戦連続の先制弾となった。

　殊勲の大儀見は「先制点でチームに勢いをもたらせてよかった」と満面の笑み。フランスは簡単に勝たせてくれなかったが、「試合前からみんな自信に満ちた顔をしていた」と負ける気はしなかった。その自信が試合そのものに表れての勝利。「決勝に向けて準備したい」と、気持ちを宿敵米国戦へと向けた。