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広島市の「五輪立候補」は今夏めどに結論

[ 2010年2月9日 12:57 ]

 広島市の秋葉忠利市長は9日の記者会見で、長崎市の共催断念により単独招致を目指すことになった2020年夏季五輪について、今夏をめどに立候補するかどうかの結論を出す意向を示した。

 9日発表した10年度当初予算案に基本計画策定費用など約2600万円を計上。秋葉市長は「夏ごろには基本計画を公表し、(賛同自治体でつくる)招致検討委員会に諮った上で、立候補するかどうか判断したい」と述べた。
 11日に広島市で招致検討委の第3回会合を開き、長崎市の田上富久市長が共催断念の経緯を説明するほか、基本計画策定に向けて競技施設の配置などについて議論する。
 日本オリンピック委員会(JOC)の候補都市の最終決定が来年7月までとなり、広島市も結論を今春から先延ばしすることを決めていた。

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2010年2月9日のニュース