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べらぼーに安かった中国向け五輪放送権料

[ 2008年8月20日 20:32 ]

 中国国内で8億4200万人が開会式を視聴したとされる北京五輪だが、中国向けテレビ放送権は意外な低価格で販売されていたことが20日、明らかになった。人口13億人を抱える中国に対し、国際オリンピック委員会(IOC)は次期契約での大幅値上げを予告している。ルンメIOCテレビ・マーケティング部長によると、同五輪の中国向け放送権は中国中央テレビ(CCTV)が加盟するアジア太平洋放送連合(ABU)が1850万ドル(約20億3500万円)で獲得した。北京が五輪招致に成功する前の90年代後半に契約が結ばれたこともあり、破格の安さだ。

 米NBC放送は米国向け放送権に8億9300万ドル(約982億円)を支払い、日本向けはNHKと民放で構成するジャパンコンソーシアム(JC)が1億8000万ドル(約198億円)で獲得している。(共同)

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2008年8月20日のニュース