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シンクロの鈴木、原田組が銅メダル

[ 2008年8月20日 17:26 ]

デュエット表彰式で銅メダルを胸に、声援に応える鈴木(左)原田組

 【北京五輪 シンクロ】デュエット決勝のフリールーティン(FR)を行い、予選3位の鈴木絵美子、原田早穂組(ミキハウス)は48・917点を挙げ、18日に実施したテクニカルルーティン(TR)との合計97・167点で銅メダルを獲得した。中国のショウ・テイテイ、ショウ・ブンブン組は日本ペアと0・833点差の4位だった。

 日本はシンクロが初採用された1984年ロサンゼルス五輪以来、ソロとチームを含めて7大会連続でメダルを得た。
 ダビドワ、エルマコワ組(ロシア)が99・251点で2連覇した。

 ▼原田早穂の話 メダルを守ることができたのが一番うれしい。わたしたちにはない長い手足としなやかな筋肉を持つ中国ペアに対して、何ができるかを日々考えて努力してきた。
 ▼鈴木絵美子の話 うれしいというより、ホッとした気持ちが大きい。五輪に出場するだけでなく、メダルを取ってこそ評価されると思っていた。金子先生は最後までわたしたちを見捨てなかった。
 ▼金子正子チームリーダーの話 点数は満足です。選手には、思い残すことがないように頑張って向かっていけと話した。日本は勝ち続けなければならない。プレッシャーが大きかった。

 ◆鈴木 絵美子(すずき・えみこ、ミキハウス)原田らとともにアテネ五輪のチームで銀メダル。世界選手権のデュエットは05年3位、07年はテクニカルルーティン(TR)、フリールーティンとも3位。1メートル68、57キロ、日大出。26歳。埼玉県出身。
 ◆原田 早穂(はらだ・さほ、ミキハウス)世界選手権のデュエットは鈴木とのペアで05年3位、07年はTRで3位。1メートル66、56キロ、日大出。25歳。東京都出身。(共同)

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2008年8月20日のニュース