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2大会連続メダルの伊調姉妹が引退表明

[ 2008年8月18日 17:23 ]

記者会見後、銀メダルを手に笑顔のレスリング女子の伊調千春選手(左)と金メダルの伊調馨選手

五輪連覇の伊調馨 姉・千春に続き引退示唆

伊調千は笑顔の銀「自分にとっては金メダル」

妹はただ泣き続けた…馨 千春の分も勝つ!!

馨の表明は「寝耳に水」「独り立ちしても…」

 【北京五輪・レスリング】北京五輪のレスリング女子63キロ級で2連覇した伊調馨と48キロ級2大会連続銀メダルの伊調千春(ともに綜合警備保障)が18日、北京市内で記者会見し、同五輪を最後に現役を引退する意向を表明した。

 26歳の姉・千春は「やるべきことはすべてやったし、金メダル以上の銀メダル。(レスリング)シューズを履くことはもうない」と明言。24歳の妹・馨は「一緒に歩んできた千春がやめたら何を目標にしていいか分からない。この大会が最後になると思う」と話した。

 55キロ級で2連覇した25歳の吉田沙保里(綜合警備保障)は「10月に東京で世界選手権があるので金メダルを取りたい」と今後の競技生活に意欲満々。72キロ級連続銅メダルで30歳の浜口京子(ジャパンビバレッジ)は「やるかやらないか選択肢は2つに1つなので、家族と相談して決めたい」と去就について含みを残した。
(共同)

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2008年8月18日のニュース