【大村ボート PG1クイーンズクライマックス】鎌倉涼 最愛の夫がSG初Vの水面で同一年夏冬女王に

[ 2025年12月31日 21:57 ]

ティアラを戴冠した鎌倉涼は、笑顔でファンの声援に応える(撮影・成瀬 徹)
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 ボートレース大村プレミアムG1「第14回クイーンズクライマックス」は大みそかの31日、第12Rで優勝戦が行われた。鎌倉涼(36=大阪)がインから押し切って優勝。優勝賞金1700万円を獲得した。8月11日の浜名湖レディースチャンピオンに続く同一年夏冬女子プレミアムG1連覇を達成。2着には渡辺優美、3着には川野芽唯が入った。

 ホワイト一色に染めた。2025年12月31日のボートレース大村は1~11Rまで全て1号艇の勝利。「知らなかった」と話した鎌倉だが、最後まで流れを崩すことはなかった。夏に続いて女子プレミアムG1“連覇”を達成。昨年の遠藤エミに続いて史上2人目の快挙となった。

 「ホッとしました。めちゃくちゃうれしいです。展示では(小野)生奈ちゃんが良さそうだったけど、本番は持ちましたね」

 優勝戦は渡辺がピット離れで遅れて123/465の3対3。鎌倉はインからコンマ07のトップタイ。カドから遠藤が襲いかかってきたが、好ブロックを決めて先マイから頂点をつかんだ。8月レディースチャンピオンは夫である深谷知博の地元・浜名湖。ここ大村は夫にも深い思い入れがある。20年10月のダービーでSG初優勝を成し遂げた。「同じ大村で勝ったよ」と夫へのひと言も忘れなかった。夫婦そろって大好きな水面になったことだろう。

 原動力は愛する娘と息子にもあった。15年福岡クイーンズクライマックスで優勝戦に進出して5着だったのを最後に、3年間の産休を経て18年12月に復帰。20年5月17日の尼崎ヴィーナスシリーズ第4戦で復帰後初Vを飾ると(この日は夫・深谷も桐生でV)、21年には5Vと存在感を見せつけた。

 13~15年まで3年連続で出場していたクイーンズクライマックス。「子供にもう1回走ってほしいと言われたのは大きかった」と、実に10年ぶりの出場。初戦を2着にまとめると、2回戦は4着。そして3回戦では自らの手で1号艇をたぐり寄せて逃げて快勝。勝利者インタビューでは子どもから「ママ優勝してきてね」と言われたことを明かしていた。

 「子供の応援が一番力になります。出来過ぎの1年でしたが、来年も負けないようにしっかり走りたいです」

 来年の当競走(12月26~31日)は住之江で開催。地元レーサーとして、ディフェンディング・チャンプとして是が非でも乗り込むしかない。25年の“最強女子”は家族の絆を深めるとともに、まだまだ強くなっていく。

 ◇鎌倉 涼(かまくら・りょう)1989年(平元)4月30日生まれ、大阪府出身の36歳。大阪支部所属。100期生として2007年5月14日、住之江一般戦でデビュー。同年10月多摩川一般戦で初勝利。11年6月1日、芦屋一般戦で初優勝。通算110優出24V。夫は静岡支部所属の深谷知博。主な同期は桐生順平、宮地元輝、平高奈菜ら。1メートル59。血液型A。

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