【気になるボートレーサー「ピットUP」】倉富大誠 師匠・鈴木勝博超えを目指して

[ 2025年8月9日 04:30 ]

今期は初のA2昇格に挑戦中の倉富大誠
Photo By スポニチ

 倉富大誠(23=愛知)が“プチブレーク”している。デビュー期から6期続けて勝率1~2点台を繰り返していた男が、今期は6日終了時点で5.24。早速、好調の要因を聞いた。

 「デビュー当時は選手になれたことで調子に乗っていたところもある。それに前期は完全に“事故パン”で勝率も1点台だったけど、このまま行ったらヤバいと思ってF休み中に練習を繰り返しました。そうしたらターンスピードが上がってきましたね。もちろん気持ちの面でも大きく変わった」

 今期は5月びわこから6節連続で賞典入り。そのうち7月の児島ルーキーシリーズと住之江一般戦で優出も決めている。

 「児島は初優出でした。3号艇で乗れたので優勝だけを考えていたんですが、捲り差しが入らず、道中でさばき負けて、最後は突っ込まれて6着になりました。でも内容は別にして優出できたのは自信になりました」

 1日に終わった住之江4日間開催の優勝戦はもっと惜しかった。4カドから地元の小池哲也が攻めると、断然の1番人気だった長田頼宗がインから猛反発。5コースにいた倉富にとっては願ってもない好展開が到来した。捲り差しで“やった!”と思った瞬間、2コースから冷静に差した渡辺優美がグイグイ伸びて2マーク先取り。再度逆転を狙って全速勝負したものの流れてしまい万事休した。デビュー初Vはお預け。それでもこの節は師匠の鈴木勝博と同じ斡旋で、いつも以上に心強く、力も十分に発揮できた。

 「師匠に憧れて今の仕事をやっています。身近な目標はA2になることですが、将来は師匠を超えることが一番の目標ですね」

 ハンドルの切れ味は師匠譲り。「準優の時とか、ここ一番は思い切って行く」と勝負強さも兼ね備える。“倉富大誠”の名前は覚えておいて損はない。

 ◇倉富 大誠(くらとみ・たいせい)2001年(平13)9月26日生まれ、愛知県出身の23歳。愛知支部所属の130期生。22年5月とこなめでデビューし。22年8月とこなめで初1着。25年の児島ルーキーシリーズで初優出(<6>着)。同期には中山翔太、西丸侑太朗がいる。1メートル61、血液型B。

「2026 皐月賞」特集記事

「アンタレスS」特集記事

ギャンブルの2025年8月9日のニュース