【久留米競輪 G3中野カップレース】南修二 笑顔なき10年ぶりG3制覇「人任せになった」

[ 2025年7月1日 19:04 ]

賞金ボードを掲げる南修二
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 久留米競輪の開設76周年記念G3「第31回中野カップレース」決勝戦が行われ、南修二(43=大阪)が最終2センターで内をすくって伸び、15年8月の富山以来、10年ぶりのG3制覇を果たした。終始先行した太田海也はラストの直線で差され2着。3着には取鳥雄吾が入り、3連単は17万2250円の高配当となった。

 質実剛健ファイターは、まるで敗者のようだった。10年ぶりにG3を制した南だが、最終ホームで太田の仕掛けについていけず、連係した三谷将太も落車。自身の中では内容の乏しいレースになり、表情を変えずに振り返った。

 「(優勝は)たまたま。立ち遅れて情けない。人任せになってしまった。悔しい」

 赤板で3番手につけたが、最終バックでは8番手。巻き返しへ一瞬の状況判断が功を奏した。郡司―和田の3番手にハマると、内を突いた和田のさらに内をすくって最後の直線では太田の番手にピタリ。持てる力を振り絞り、ゴール板を真っ先に駆け抜けた。

 表彰式でも笑顔は一切なし。「力のなさしか感じなかった。トレーニングを地道にやるしかない」。喜びに浸ることはなかった。ただ、「年齢はあまり感じてはいない」とポジティブな言葉も。

 福井F1、高知F1を挟み、来月にはG1オールスター競輪が控える。悲願のG1タイトル獲得へ、求道者はまだまだ上を目指す。

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