【戸田ボート SGグランドチャンピオン】池田浩二 11回目のSG制覇 全24場制覇&通算100V王手

[ 2025年6月29日 19:00 ]

磯部誠(左上)、西山貴浩(左下)、吉田裕平(右下)、平本真之(右上)に祝福され笑顔の池田浩二(撮影・五島 佑一郎)
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 ボートレース戸田のSG「第35回グランドチャンピオン」は29日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の池田浩二(47=愛知)がインから押し切り、2022年のからつグランドチャンピオン以来3年ぶりとなる通算11回目のSG制覇を達成。SG優勝回数は山崎智也(引退)、瓜生正義、石野貴之に並び歴代3位タイになると同時に地元・蒲郡で開催されるSGボートレースクラシック(来年3月24~29日)の優先出場権を手に入れた。2着は2コースから差した中田竜太、道中で追い上げた桐生順平が3着に入った。なお6日間売り上げは161億7806万6400円で、目標額の145億円を大幅にクリアした。

 格が違った。池田はインからコンマ13のトップスタート。自分のペースで先に回れるスリット隊形に持ち込んだ。こうなれば無敵も同然。桐生のツケマイを楽々と振り切り、差して続く中田を従えて2マーク先制。まさに危なげのない運び。通算11度目のSG制覇を決めた。「出来過ぎ。この年齢になってSGを優勝できるなんて思ってもいなかった」。プレッシャーから解放され、今シリーズ初めて穏やかな表情を見せた。

 日本一コース幅が狭い戸田での走りは不慣れな遠征陣には鬼門となる。天才と謳(うた)われる池田にとっても優勝経験すらない苦手意識のある水面だった。初日ドリーム、人気を背負う池田は歯を食いしばってコンマ05の快ショット。逃げ切って軌道に乗せた。コース不問の強ターンで予選をトップで通過すると準優12Rはドリーム同様、コンマ05の強スタートから逃げ切り。自力で王道Vのチャンスをつかんだ。

 SG初制覇の03年まるがめグラチャンから20数年余り。ずっとスター街道を突っ走ってきた。22年の同タイトルでは節目となる10回目のSG制覇。今年4月にはマスターズデビューを果たし熟成期に入ったかと思われたが、まだまだ進化を続ける。苦手水面を克服し、湯川浩司に並ぶグラチャン3回目の優勝。SGの中のSGと言われる大会だけに値打ちものだろう。全24場制覇へ残すは若松だけとし、同時に通算100回目のVへ王手をかけた。「優勝は回数ではなく、何を勝つかだと思っている」。トップレーサーとしてのこだわりは忘れていない。

 賞金ランキングは佐藤隆太郎に続く2位へジャンプアップ。「グランプリは出たいとは思っていない。プレッシャーが半端ではなく荷が重すぎる」。グランプリ15回出場の常連。重みを知っているがゆえの答えだろう。「これまでやってきたことをやるだけ」。平常心で25年を折り返し、年末の頂上決戦へ歩みを進める。


 ◇池田 浩二(いけだ・こうじ)1978年(昭53)4月3日生まれ、愛知県常滑市出身の47歳。愛知支部の81期生として97年11月19日、とこなめでデビュー。2走目で初勝利。通算成績は6460戦2085勝。優勝はSG11回、G1の14回を含む99V。主な同期に寺田祥、佐々木康幸、深井利寿ら。1メートル70。血液型O。

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