【京都記念】ルージュエヴァイユ 素軽いフットワーク!体重増も黒岩師「重苦しさはない」

[ 2024年2月8日 05:23 ]

坂路で追い切るルージュエヴァイユ(右)(撮影・郡司修)
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 「第117回京都記念」は5歳牝馬ルージュエヴァイユが美浦坂路でハツラツとした動き。昨年エリザベス女王杯2着に好走した舞台で牡馬撃破を期す。

 今度こそ惜敗続きに終止符を打つ。やや重の坂路で追い切ったルージュエヴァイユ。1週前にWコースでビシッと追われたため、この日はリズム重視のメニュー。それでも素軽いフットワークでみるみる加速すると、4F52秒9~1F12秒3をマークした。ラストは馬なりのままタイガードラゴン(3歳1勝クラス)と併入。黒岩師は「今日はバネを縮めるイメージ。まとまりがあって、いい動きでした。現時点で約480キロと体重は増えているけど、息遣いや動きに重苦しさはない」と高く評価した。

 近3戦はエプソムC、府中牝馬S、エリザベス女王杯で3戦連続2着。いずれも強敵が相手だったとはいえ、勝ち馬との着差はわずかだっただけに悔しさは募る。昨年11月のエリザベス女王杯以降は早めの休養に入り、24年の飛躍へエネルギーを充電。同師は「こちらの思い描いた通りに成長している。デビューした時から凄く気持ちが強い馬で、ノメっても他の馬よりもバランスを立て直して進んで行こうと修正してくれる。今の力が要る京都の馬場も合っていると思います」と期待する。待望の初タイトルへ準備は整った。

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