【シルクロードS】サトノラムセス上積み 橋口師ニヤリ「今の馬場もこの馬に合う」

[ 2024年1月26日 05:28 ]

併せ馬で追い切るサトノラムセス(左)
Photo By 提供写真

 【東西ドキュメント・栗東=25日】滋賀県北部に大雪警報。大荒れを予感させたが、幸い栗東トレセンは粉雪が舞う程度で滞りなく調教が行われた。氷点下に震え上がるオサムを熱くさせたのは木曜追いのサトノラムセス。重賞のシルクロードSでは荷が重い!?いや、この動きなら…。

 坂路で併走相手は3歳1勝クラスのパフ。中1週ゆえオーバーワークだけは避けたい。相手に合わせるように気合をグッと抑え込み手綱を絞り、4F56秒1~1F12秒2の遅い時計で併入。爆発力はレースまで温存しておく構えだ。稽古以上に熱かったのは橋口師。「馬なりでしたが、追えば切れそうな手応え。前走でも状態は良かったんですが、使ってさらに上積みも見込めそうです」とニヤリ。

 前走の淀短距離Sが0秒7差4着。前が残る展開はつらかったが、手綱を押して位置を取りにいった内容に収穫ありと胸を張り「時計がかかる今の馬場もこの馬に合う」と参戦に迷いはなかった。2桁人気が頻繁に絡むハンデ重賞。人気薄の6歳馬が穴党を熱くさせてくれそうだ。

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