重賞3勝シャケトラの半妹ラスールが引退…繁殖入りへ 左前浅屈腱支持靭帯にダメージ

[ 2024年1月24日 19:16 ]

ラスール
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 17年日経賞、19年AJC杯、阪神大賞典と重賞を3勝したシャケトラの半妹ラスール(牝5=宮田、父キタサンブラック)の引退が決まった。24日、シルクレーシングが発表。今後は繁殖入りの予定となっている。

 昨年11月11日に3勝クラスの奥多摩S2着後、今年初戦は14日のサンライズSを予定していたが歩様に硬さがあったことから馬番発表前に出走取消。その後、福島県のノーザンファーム天栄に放牧へ。左前脚の状態をチェックしたところ、骨に異常はなかったが浅屈腱支持靭帯(じんたい)へのダメージがあり、広範囲に損傷が見られ、復帰に少なくとも1年以上の休養が必要と獣医師に診断された。

 21年10月10日に東京芝1600メートルで新馬戦を快勝した際、ルメールが「新しいグランアレグリアですね。センスがいい」と自身が主戦を務めていた名牝を引き合いに出し、将来性を評価した。

 22年フローラS6着後、左前橈側手根骨の遠位部分の骨折が判明し、1年4カ月の休養を強いられながらもカムバック。復帰戦の飯豊特別(2勝クラス)で3馬身半差Vを飾った。通算7戦3勝、獲得賞金は4242万4000円。

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