【佐賀・第2回鳥栖大賞】24日発走 デュープロセス復活の重賞2Vへ! 予想印を公開

[ 2023年9月22日 12:00 ]

地力と経験値の高さは備わっているデュープロセス
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 地方全国交流重賞「第2回鳥栖大賞」(距離2000メートル・1着賞金800万円)が24日6R(18時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。秋冬の地方競馬古馬長距離路線を占う意味でも大注目の一戦だが、昨年第1回大会は愛知のウインユニファイドが中団から徐々に押し上げ最終コーナーで先頭に立つと後続を突き離してV。地元佐賀勢は掲示板に上がれなかった。今年も実力確かな遠征陣がそろい地元勢に高い壁として立ちはだかりそうだ。

 ◎②デュープロセス 18年にJRAでデビューし今年8月に大井へ身を移した。JRA時代は19年3歳オープン「昇竜S」と「青竜S」、初の重賞制覇となった同年12月園田「兵庫ゴールドトロフィーJpnⅢ」を含め5勝をマーク。中央重賞は20年阪神「プロキオンSGⅢ」で4着があるが、その後の中央重賞は苦戦が続いた。19年12月以来、勝ち星からは遠ざかっているが、復活の重賞2V獲得可能な地力と経験値の高さは備わっている。

 ◯⑨アラジンバローズ 19年9月にJRA芝でデビュー。2戦目からダートに転向し今大会が兵庫に移籍して初戦となる。中央4勝でオープン勝ちはないが、今年1月小倉「門司S」2着、4月福島「吾妻小富士S」3着、6月東京「アハルテケS」3着がある。展開一つで大仕事は十分にあり得る。

 ▲⑪ヒストリーメイカー 中央から今年佐賀に転入。転厩初戦の2月姫路「白鷺賞」は重賞11V、兵庫の英傑ジンギをおさえて重賞初Vを飾った。JRA時代は20年2月阪神オープンの「仁川S」をV。他にも中央GⅢ戦で2着4回、3着1回の実績がある。佐賀の重賞は5月「佐賀スプリングカップ」、7月「佐賀王冠賞」、8月「九州チャンンピオンシップ」で勝ち馬から僅差の2着と好戦を演じた。今度こそ惜敗続きを断つ構えだ。

 ☆④ブレイブアモーレ  昨年10月北海道から佐賀に転入。今年出場した重賞は全て3歳限定戦で3月「飛燕賞」は3着。5月「栄城賞」では2着に入り、6月「佐賀ユースカップ」はしまい鋭く前を捕らえて重賞初Vを達成した。そして前走今回と同距離の8月「ロータスクラウン賞」も制して重賞2V。強メンバー相手だが、しぶとさもあり一発を秘めている。

 △③ミスカゴシマ 生粋の佐賀っ娘で4歳時の21年までに佐賀重賞は19年2歳重賞1V、翌年は佐賀3歳3冠レース「佐賀皐月賞」を含め3歳重賞4V、20年と21年の「吉野ヶ里記念」を連覇、21年「ウインターチャンピオン」と8V。22年は重賞Vがなかったが、前走今年8月「九州チャンンピオンシップ」は迫る1番人気のヒストリーメイカーをおさえて久々となる重賞9度目のVを飾った。リズムは上向いており再度、前団から魅せたい。

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