【佐賀・第34回九州ジュニアチャンピオン】3日発走 ムーンオブザサマー無敗での重賞初制覇へ! 予想印を公開

[ 2023年9月1日 12:00 ]

先行力断トツのムーンオブザサマー
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 佐賀競馬2歳重賞の幕開け戦である佐賀デビュー馬限定の「第34回九州ジュニアチャンピオン」(距離1400メートル、1着賞金600万円、JRA認定競走、高知・佐賀スタリオンシリーズ)が3日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1、2着馬には来たる10月1日2歳新設1400メートル重賞「第1回ネクストスター佐賀」の優先出走権が付与される。

 ◎③ムーンオブザサマー 7月900メートルのデビュー戦は2着に4馬身差をつけて逃げ切った。続く同月1400メートル2歳特別の「アルタイル特別」も先行押し切り勝ち。2着に2馬身半差だったが、初戦と比べてスムーズさがアップしていた感があった。そして前走8月今大会トライアルレースの1300メートル2歳特別「デネブ特別」でもスイスイと先頭で運んで2着以下を引き千切って3連勝。現時点で先行力は断トツとみて間違いなさそう。無敗での重賞初制覇へ〝佐賀の快逃娘〟が敢然とハナに立つ。

 ◯⑤トゥールリー 6月4頭立てとなった900メートルのデビュー戦を3馬身差で制し、続く「アルタイル特別」はムーンオブザサマーを前に見る形でレースを進めて3着。しまいもうひと伸びが欲しかったが、勝ったムーンオブザサマーから0秒5差なら逆転の範囲内か。

 ▲①グッドタイミング 6月900メートルのデビュー戦はスタート後にグイグイ前に押して3コーナーからは悠々と独り旅を演出。2着リュウノブライダーに5馬身差をつけて完勝した。続く前走8月小倉芝オープン「フェニックス賞」は6着もトゥールリーに先着して佐賀勢で最高位に。まだキャリア2戦で未知数の可能性を秘めており一発に要警戒だ。

 ☆②リュウノブライダー 6月デビュー戦は1着グッドタイミングから1秒0差の2着。続く1300メートルの2戦目は1番人気を背負ったが1着馬から0秒8差の3着に終わった。続く7月1400メートルの「フェニックス賞チャレンジカップ」は早めに抜け出して初白星を獲得。前走「アルタイル特別」は5着だったが徐々に成長を遂げており目が離せない。

 △⑧クイーンカゴシマ 1番人気で迎えたデビュー2戦目の7月1300メートル戦は序盤カカリ気味だったが、落ち着きを取り戻してしまい外から3頭競りを制して初勝利。続く「アルタイル特別」は8着、「デネブ特別」は4着だったが道中折り合いはついていた。展開、ペース次第では好走もあり得る。

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