スティールブルー　非凡な末脚

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　【新馬戦総括】3場で8鞍が行われた。1番人気が未勝利に終わる波乱の流れ。末脚が光ったのは土曜新潟芝1600メートル戦を制したスティールブルー。好スタートから控えて、8番手の外でスムーズに運ぶ。長い直線を使ってロングスパート。ラスト2Fのレースラップ10秒9→11秒3の流れを的確に差し切った。430キロでデビュー、もう少し馬格が備わってくれば楽しみが膨らむ。

　札幌からは日曜芝1800メートル戦を勝ち上がったドゥレイクパセージ。5頭立てとあって前半1000メートルは65秒0の超スローペース。上がり勝負ながら力のいる洋芝でラスト2F11秒4→11秒5での逃げ切り。直線はノーステッキ、ラストは流す余裕もあった。無論、時計はまだまだ詰まるだろう。今年のダービーを制した堀厩舎から将来性豊かな素材が現れた。