【立川競輪F1・初日】奥井迪500勝表彰式「できる限りこのスタイルで頑張りたい」

500勝表彰式で笑顔を見せる奥井迪
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　＜立川競輪・初日＞3月20日の前橋競輪6Rで通算500勝を達成した奥井迪（41＝東京・106期）が5日、ホームバンクの立川競輪場で表彰式と報告会を行った。

　ガールズでは石井寛子以来2人目の偉業。大勢のファンから拍手で祝福されると「応援してくれる皆さんがいての自分、今があると感じます。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を語った奥井。登録日から8年11カ月10日での500勝達成は「本当にあっという間。いつ何百勝を迎えたのか記憶がないくらい通り過ぎた感じ」と振り返った。

　食事や練習方法は年齢とともに変化したといい「（若い頃は）がむしゃらに練習して食べたいものを食べていたが、年齢を重ねてからは、いかに疲れを残さないようにするか考えながら生活している。練習方法はとにかく量をこなしていたが、今は量よりも質」と明かした。

　デビューから先行一本を貫くガールズケイリンの先行職人は「自分の信念を変えずに9年目を迎えられているのは自分の一つのいいところ。できる限りこのスタイルで頑張りたい」と決意表明。今年のガールズグランプリは立川が舞台となっており「何年か前に立川グランプリを走らせてもらったときに、選手生活の中で一番大きな熱い声援を送ってもらえた。あれで逆に感動をもらえた。もう1回あの舞台で走りたい。グランプリを目指して頑張ります」と目標を語り、ファンから拍手喝采を浴びた。