【別府・G2ウィナーズC】井上　10R郡司◎も犬伏一発怖い、吉岡　11R野口が駆けて福田勝機

“鬼脚”井上茂徳　“F1”吉岡稔真　最強ライントーク
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　吉岡　ウィナーズCが開幕。優勝賞金は2581万円。G2だけどグランプリを目指す選手には賞金面で大事な大会になる。

　井上　ウィナーズC2連覇中の清水裕友、そして22年のSSの吉田拓矢、宿口陽一が選考基準により不出場。清水不出場を残念に思うファンは多いと思う。

　吉岡　僕は現役時代に別府でも練習していた。別府バンクは寒い時季はバックの向かい風が強くタイムが1秒は違う。しかし春場のこの時季なら向かい風の影響はそこまでない。

　井上　初日は特選3レースがメイン。10Rは犬伏と北井の対決が焦点の一つ。しかし「初心に戻って」先行勝負に出そうな新山響の出方も流れを左右する。

　吉岡　犬伏には大垣記念優勝の勢いがある。熊本勢は嘉永―松本秀の並び。嘉永はこの相手なら“自分が前がいい”の判断と思う。

　井上　先行の気持ちが一番強いのは北井。犬伏はタイミングを計っての仕掛けと予想する。郡司は北井の先手なら番手有利に抜け出すし、北井と新山響で踏み合う流れになれば最終的に自ら仕掛ける。新山響の番手で脚をためて回る守沢との＜9＞＝＜2＞から入り＜9＞＜7＞。

　吉岡　新山響はSSになり少しかみ合っていない。北井―郡司で先手なら3番手には森田がいると思う。郡司から森田への＜9＞＜4＞から入り、カマす犬伏へ＜9＞＜1＞。

　井上　トップスピードの高い犬伏の一発も魅力。犬伏の後ろの太田も出足型だけに離れることはないし逆転も十分。＜1＞＝＜6＞を追加。

　吉岡　11Rは古性が石塚、松浦が松本貴に任せるメンバー構成。石塚は古性に任された以上は行くしかないけど先行はやはり野口。野口が駆ければ番手の福田が恵まれる。（山口）拳矢は位置取りもできるから南関勢に続く流れもある。福田から＜5＞＝＜9＞、＜5＞＝＜7＞。

　井上　徹底先行の野口が相手では石塚と松本貴も厳しい。古性と松浦は自ら仕掛ける準備もするが後方だと厳しい展開もある。単騎の新田は位置取りもできるし自分のタイミングで踏み込める。＜1＞＜7＞、＜1＞＜2＞、＜1＞＜9＞が本線。穴は野口の逃げで＜8＞＝＜5＞、＜8＞＜1＞、＜8＞＜7＞。

　吉岡　12Rは状態面に不安がある脇本だが＜1＞＝＜9＞は外せない。調子を上げている深谷が先手を取り、組み立てもうまくなってきた坂井が3番手に続く展開もある。深谷目標の佐藤から＜7＞＝＜2＞、＜7＞＝＜3＞、＜7＞＝＜9＞も魅力。

　井上　私も＜1＞＝＜9＞から入るがトップスピードの高い坂井の逆転も狙いたい。平原との＜3＞＝＜5＞に＜3＞＜7＞。