【佐賀記念】福永初制覇!バーデンヴァイラーで最後の地方交流重賞「いい形で締められた」

[ 2023年2月10日 05:30 ]

バーデンヴァイラーで佐賀記念を制して笑顔の福永祐一
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 佐賀競馬の「第50回佐賀記念Jpn3」は9日、第9Rで行われ、2番人気のバーデンヴァイラー(牡5=斉藤崇)が2番手追走から早めの抜け出しでV。鞍上の福永は初の佐賀記念制覇となった。2着はデルマルーヴル、3着は1番人気に推されたカフジオクタゴンが入り、15年連続でJRA所属馬が上位3着までを独占した。

 福永とコンビを組んだバーデンヴァイラーが圧倒的な強さを誇示した。昨年7月のマーキュリーカップ(盛岡)以来となる2度目の重賞制覇。絶好の2番手でレースを進めると、最終3コーナー過ぎから先頭に立ち、デルマルーヴルなど強敵の猛追を振り切った。最後の地方交流重賞騎乗で佐賀記念初Vを飾った福永は「プラン通りに進められたし、最後まで馬が頑張ってくれた。(地方交流の)最後をこんなにいい形で締められて良かった」と満足そうな表情で激戦を振り返った。福永に導かれたバーデンヴァイラーが2走続いた大敗続きにピリオドを打ち、今後はJRA重賞Vを目指していく。

 ◆バーデンヴァイラー 父ドゥラメンテ 母ヴィートマルシェ(母の父フレンチデピュティ)牡5歳 栗東・斉藤崇史厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績13戦7勝(地方2戦2勝)総獲得賞金1億3050万円。馬名の由来はドイツの行進曲。母名より連想。

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2023年2月10日のニュース