飛躍の年に!うさぎ年生まれの年男たちが年始から大活躍の予感

[ 2023年1月4日 05:30 ]

卯年生まれの現役調教師
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 うさぎ年生まれの年男は騎手5人、調教師は10人いるが、年始から大活躍の予感だ。

 【田村師「今年も」】美浦の田村師も年男。昨年は手塩にかけたアスクビクターモアがダービー3着、菊花賞優勝と大活躍した。師は「昨年はいい一年だったので、今年も厩舎として頑張りたいね」と笑顔。そのビクターモアは次走こそ決まっていないが、有馬記念を自重してまさに絶好のコンディション。報道陣にスマホで近影を披露した師は「まるで彫刻みたいになっているでしょう?もう、これ以上はないというくらいの馬体だよ」と誇らしげだった。

 【友道師8月還暦】友道師は8月11日に還暦を迎える。昨年は大阪杯、ダービー、チャンピオンズCでG13勝を挙げた。「定年まであと10年なので頑張っていきましょう、という話はしました。去年のG1・3勝は担当スタッフがいずれも初めてのG1勝ちだったんです。スタッフ全員がG1馬を担当できるように頑張っていきたい」と気持ちを新たにした。5日は中京12Rにサトノヘリオスがスタンバイ。重賞で3着2回の実績馬、2勝クラスなら戦歴上位の存在だ。

 【西村淳飛躍誓う】西村淳は昨年JRAで72勝、キャリアハイを大きく更新した。7月30日が24歳の誕生日。デビュー6年目、さらなる飛躍に注目が集まる。「勝てなかったレースもありましたし、まだまだですね。目の前のレースを一つ一つ勝てるように頑張っていきたい」と気を引き締めた。5日は中京で5鞍に騎乗。メインのスポニチ賞京都金杯はベレヌスとコンビを組む。昨夏は自身の手綱で中京記念(小倉開催)勝ち。先行力を武器に重賞2Vを狙う。

 【吉田豊は控えめ】今年48歳を迎える吉田豊もうさぎ年。前日は昨年コンビを組んだ「パンサラッサ」がツイッターのトレンド入り。箱根駅伝1区の関東学生連合による激走が、天皇賞・秋(2着)で大逃げした同馬を連想させてネット上で沸いた。吉田豊は4回目の年男について「頑張ります」と控えめな笑顔。5日は中山で計6鞍に騎乗する。

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