【有馬記念】イクイノックスがV!!G1連勝で最強証明、キタサンブラックと父子制覇

[ 2022年12月25日 15:29 ]

G1・有馬記念 ( 2022年12月25日    中山芝2500メートル )

<有馬記念>レースを制したイクイノックス(撮影・村上 大輔)
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 G1馬7頭が集結した大一番は、イクイノックス(牡3=木村)が完勝し、天皇賞・秋に続いてG1連勝を飾った。勝ち時計は2分32秒4。

 イクイノックスの父は17年に有馬記念を制したキタサンブラック、母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)の血統で通算6戦4勝。馬名意味は「昼と夜の長さがほぼ等しくなる時」。重賞は3勝目となった。

 騎乗したルメールは「アリガトウゴザイマース、みなさんメリークリスマス!」と満面の笑みで、「すごくいいスタートをしたので結構前の方になって、道中でけっこう引っかかった。我慢しないといけなかったけど、大外出してからすごくいい脚を使ってくれた。一番、強い馬だった。キタサンの子ですから、まだクラシックの時は大人じゃなかったけど、秋からすごく強くなった。来年が楽しみ」と話した。

 ルメールは今年の天皇賞・秋に続くJRA・G1通算43勝目。木村師は今年の天皇賞・秋に続くG1通算4勝目となった。

 ▽有馬記念 「有馬」は日本中央競馬会第2代理事長・有馬頼寧(よりやす)氏の名字。1956年に中山競馬場の新スタンド竣工を機に「中山グランプリ」が創設されたが、翌57年に有馬理事長が急逝したため、その功績を称えて「有馬記念」に改称された。96年には875億円を売り上げて、ギネス世界記録に認定された。

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