【大井・勝島王冠】伏兵ライトウォーリア重賞連勝！

好位から抜け出して勝島王冠を制したライトウォーリア
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　「第14回勝島王冠」が8日、大井競馬場で行われた。8番人気の伏兵ライトウォーリアが直線抜け出し優勝、重賞連覇した。同馬には「第68回東京大賞典」（G1、29日、大井）への優先出走権が与えられた。

　終わってみれば危なげなく後続に2馬身差をつけての勝利。「右回りの方がいいし内心、期待はあったが、思った以上に強かった」と内田師は満足そうに相好を崩した。

　大外枠からダッシュ良く飛び出すと好位外の3番手を追走。きっちり折り合い、勝負どころの4コーナーから仕掛けて2番手に上がると、直線は馬場の真ん中に持ち出して一気に追い出した。先頭に立った残り200メートルからは鞍上・矢野が右ステッキの連打。それに応えるように末脚を伸ばして振り切った。

　「道中も気分良く走っていた。ためて切れる馬ではないので早め早めの競馬を心がけたがうまくいった。このメンバーで結果を残せたことは自信になる」と今年10個目の重賞制覇に矢野も破顔一笑だ。次走は白紙だが、勢いを味方につければ権利を獲ったG1制覇も夢ではなさそうだ。

　▼2着リンゾウチャネル（安藤）イメージ通りの競馬ができた。勝てる感じはあったが…。

　▼3着カジノフォンテン（御神本）状態は悪くなかったし、できることはやれた。最後に息切れしたのは休み明けの分かな。

　◆ライトウォーリア　父マジェスティックウォリアー　母スペクトロライト（母の父ディープインパクト）　牡5歳　川崎・内田勝義厩舎　馬主・キャロットファーム　生産者・北海道安平町のノーザンファーム　戦績22戦7勝（南関東3戦2勝）　総獲得賞金1億1659万9000円。