【G3高松記念】佐々木悠葵 記念初V!関東勢上位独占「ラインのおかげ。感謝しかない」

[ 2022年12月7日 05:00 ]

佐々木悠葵
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 高松記念決勝 デビュー3年の新鋭・佐々木悠葵(27=群馬・115期)が記念初Vを決めた。

 レースは稲毛―稲川―南の近畿勢が前受けして真杉―佐々木―吉沢―宿口の関東勢が中団。簗田―香川は後方から。残り2周過ぎに簗田―香川が上昇するが、稲毛は突っ張って簗田を出させない。稲毛―稲川―南―簗田―香川を打鐘で真杉―佐々木―吉沢―宿口が叩いて主導権。5番手は稲毛で簗田は8番手に。稲毛は仕掛けられず、自力に転じた稲川が南を連れバックで捲るが、真杉のカカリは良く佐々木の横で失速。真杉の番手から佐々木―吉沢が抜け出し、真杉も3着に粘って関東勢の上位独占となった。

 佐々木は「先輩方と話し合って真杉君の番手を回れることになった。責任のある位置でいつも以上に強い気持ちでレースに臨めた。記念初Vはうれしいが、ラインのおかげで感謝しかない。真杉君が強く、ちぎれそうになったが必死で付いていった」と笑顔。今年一年を振り返り「落車で骨盤骨折などの大きなケガはあったが、回復するにつれて少しずつ状態は上向いていった。この勢いで来年もいい年になるようにしたい。これからも関東の結束を応援してください」と話してファンから大きな声援を受けていた。

 《次回斡旋》優勝した佐々木は静岡F1(15~17日)、2着の吉沢は豊橋F1(24~26日)、3着真杉は京王閣F1(12~14日)へ。

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2022年12月7日のニュース