【ジャパンC】1番人気シャフリヤールは2着　外から最速タイの上がりで迫ったが…

2着に終わり、悔しそうなC・デムーロとシャフリヤール（撮影・河野　光希）
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　正攻法で戦った1番人気シャフリヤールは2着。外の枠から道中、スローで固まった馬群の外を回り続ける形に。直線は小細工なしで外に持ち出した。上がり3Fは勝ち馬ヴェラアズールと同じメンバー最速タイの33秒7。それでも昨年ダービー以来のJRA・G1制覇まで0秒1差だけ届かなかった。C・デムーロは「直線はしっかり伸びたけど左にモタれて走りにくそうにしていた。勝ち馬に内から来られて悔しかった」と肩を落とした。

　歓喜を阻んだのは、かつて藤原師が手がけたダービー馬エイシンフラッシュの産駒。藤原師は「エイシンフラッシュにやられたよ。負けるならこの馬だけだと思っていた」と苦笑い。それでも力の限りに戦った管理馬を「今日に関しては100点。得意の条件なので最初からああいう競馬をしようと思っていたからね」とねぎらった。