ジャパンC&有馬記念 1着賞金5億円に!牡馬3冠なら総額10億円、牝馬3冠ボーナスも新設

[ 2022年11月19日 05:00 ]

 JRA経営委員会(15日開催)で議決された令和5年度の事業計画案、収支予算案などが18日、発表された。収支予算総額は3兆2028億5000万円(対前年比106・2%)。賞金増額が変更の目玉で、ジャパンC、有馬記念の1着賞金が4億→5億円。北半球の芝のレースでは最高額となる。クラシックも増額されダービーは2億→3億円。皐月賞、菊花賞は1億5000万→2億円。牡馬3冠制覇のボーナスが1億→3億円に増額。これにより3冠達成での総獲得賞金は計10億円となる。牝馬も桜花賞、オークスがそれぞれ1000万円増。牝馬3冠達成ボーナス1億円が新たに設定された。また春秋の天皇賞、宝塚記念も2000万円増の2億2000万円となる。

 ▼3歳春季G1の出走馬決定方法変更 25年の桜花賞、皐月賞、NHKマイルC、オークス、ダービーから、出走馬決定の収得賞金を芝のオープン、1勝クラス(海外含む)とする。地方競馬でのダート3冠新設によって賞金獲得の機会が増えることが想定され、芝とダートの路線をより明確に分けるための措置。

 ▼平地オープンにおける出走馬決定方法の変更 23年よりリステッド競走は重賞と同じ出走馬決定賞金順に変更。除外による次走優先権は付与されない。その他のオープン競走は次走優先権、賞金順から前走成績(8節以内の3着以内)、出走間隔順に変更される。

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2022年11月19日のニュース