【マイルCS】97、98年連覇のタイキシャトル今年8月に天へ…産駒の10歳ベステンダンク大駆けあるか

[ 2022年11月15日 17:00 ]

調教後に運動するベステンダンク(撮影・亀井 直樹)
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 秋のマイラー最強決定戦、G1・マイルチャンピオンシップ(20日、阪神芝1600メートル)にベステンダンク(牡10=安達)が出走を予定している。

 ベステンダンクの父はタイキシャトル。97、98年にこのレースを連覇し、仏G1のジャック・ル・マロワ賞も制した名馬は、今年8月にこの世を去った。今年で39回目を迎えるマイルCSだが、過去に親子制覇はない。

 10歳になったベステンダンクは今年4月のG2・マイラーズCで14番人気4着と健闘したものの、G3・中京記念は15着、前走のG2・スワンSは11着と苦しいレースが続いている。86年以降、10歳以上の馬のJRA平地G1の最高成績は、13年天皇賞・春のマイネルキッツ(当時10)の7着。偉大な父の血をひく大ベテランが、一発を狙う。

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2022年11月15日のニュース