【菊花賞】3着ジャスティンパレス 3冠皆勤賞の底力、鮫島駿「もう少し頑張らせることができれば」

[ 2022年10月24日 05:30 ]

3着に沈んだジャスティンパレス
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 ジャスティンパレスはスタート後にスッと内へ寄せた。1周目の4角では馬群の中、6番手で収まりをつけた。厳しい外枠をうまく乗り越えた。道中は内めで我慢。直線はボルドグフーシュと一緒に勝ち馬に迫った。ラストは3頭接戦の中、0秒1差及ばなかった。鮫島駿は「3000メートルで不利な外の17番枠、いかにロスなく誘導できるか考えました。ロスなく立ち回ることができたと思います。最後は3頭追い比べの中で、もう少し頑張らせることができれば良かったですね」と唇をかんだ。

 3冠は皆勤賞。皐月賞、ダービーはともに9着だったが前哨戦の神戸新聞杯を勝った。3冠ラスト舞台で3着。夏を越してひと皮むけた。杉山晴師は助手時代の09年スリーロールス以来の菊制覇はならなかったが「ジョッキーは頑張って乗ってくれました。あの枠からあのポジションを取ってくれましたし、それに馬も応えて力を振り絞ってくれました」と成長を感じ取っていた。

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2022年10月24日のニュース