【毎日王冠】サリオス 完全復活へ 堀師「今までで一番余裕のある状態で戻ってきた」

[ 2022年10月3日 05:22 ]

2年ぶりの白星奪取に燃えるサリオス
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 秋G1開幕戦のスプリンターズSが終わり、東西そろって開催替わり。東京と阪神が開幕し、祝日10日も含めた3日間開催となる。東京日曜は伝統のG2「第73回毎日王冠」がメイン。2年前の当レース優勝馬サリオス、今春の大阪杯覇者ポタジェなどG1優勝馬4頭スタンバイの豪華版。注目の好カード。月曜のG2「第57回京都大賞典」は京都競馬場改修工事のため、昨年に続いて阪神で開催となる。

 注目は完全復活を懸ける19年朝日杯FS優勝馬のサリオスだ。2年前の毎日王冠を最後に白星から見放されているが、前走・安田記念(3着)はG1馬の底力を示した。

 8番人気と評価は低かったが、中団追走から鋭く伸びた。勝ち馬ソングラインとは“タイム差なし”の接戦だった。その後は放牧を経て、9月2日に美浦に帰厩。順調に調教を積んでいる。堀師は「安田記念は大幅な馬体減(22キロ減)でしたが、夏場の適正体重と思っていました。放牧先の乗り込みは順調で、向こうでは体もふっくらして活気も出ていました。カイバ食い、健康状態も良くて、今までで一番余裕のある状態で戻ってきた」と順調をアピール。毎日王冠は2年前に単勝1・3倍の断然人気に応えてV。舞台適性も高く、丸2年ぶりの白星奪取に燃える。

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2022年10月3日のニュース