インゼルサラブレッドクラブ、2022年度募集開始 社台F、ノーザンFなどと連携で期待馬多く

[ 2022年9月2日 17:00 ]

サラフィナの21
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 インゼルサラブレッドクラブが2022年度の募集を開始した。

 昨年から募集を開始した同クラブ。初年度は全頭満口となり、ハーツクライ産駒のクリダーム(牡2=須貝)が、クラブの初出走初勝利を飾った。これら第1世代は全19頭中、5頭がデビューし、2頭が勝ち上がっている(9月2日現在)。

 第2世代も活躍が期待される。同クラブによれば、今年度も社台ファーム、ノーザンファーム、さらにはアイルランド・クールモアスタッドとの連携により、魅力的な競走馬の提供があるという。重賞勝ち馬シゲルピンクルビーの半妹、ムーンライトベイの21(父キズナ、栗東・渡辺厩舎)、英仏でG1を制したローリーポーリーの初子(牝=父ジャスティファイ、美浦・蛯名正厩舎)など多岐にわたった募集馬を取りそろえている。

 また、今年は「Insel Fun Fund2022」を用意。これは募集馬全20頭に夢を託せるこのクラブのみの独自商品。全頭パッケージ化は初の試みだという。競馬に触れる機会が増え、毎週末の競馬ライフを楽しんでもらえればという狙いがある。

 主な調教師、そして同クラブ代表のコメントは以下の通り。入会金、月会費、一口価格などの詳細はインゼルサラブレッドクラブのホームページを参照。

 ▼友道康夫師(サラフィナの21、牡、父ブリックスアンドモルタル)父の産駒らしく全体が非常に柔らかい馬です。幅もありますし、背中に伸びもあるのでレベルの高い馬と断言します。血統からは芝の中距離型ですが、いろいろな条件の馬場やコースで走れると思われ、非常に楽しみにしています。

 ▼蛯名正義師(ローリーポーリーの21、牝、父ジャスティファイ)まず世界的良血の両親を持つ血統が素晴らしいですね。幅のある馬体からもかなりのスピードを感じさせます。これからの成長を楽しみに見守りながら、大きな期待をもって手掛けていきたいと思っています。

 ▼株式会社インゼルレーシング代表取締役・松島悠衣 ロードカナロア、エピファネイア、キズナ、ドレフォン、シルバーステートなど、リーディング上位にランクインする種牡馬の良血馬を、日本を代表する各牧場さまからご提供いただきました。この厳選されたサラブレッドたちに「夢」を託し、1つずつ勝ち星を積み重ねていきたいと思います。

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