【伊勢崎・SGオートレースグランプリ】黒川京介　SG初Vへ苦手払拭

勝負駆けを成功させた黒川京介
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　次世代のスーパースターが勝負駆けをクリアした。2着条件の4日目4R。黒川京介が6枠から真骨頂の速攻を決めて押し切り勝ち。「張り込みすぎて浮かせたけどトップSで良かった」と言うほどの気合の入れようだった。

　エンジン不調で初日から鳴かず飛ばずだったが、2日目の後にエンジンの心臓部であるクランクを交換。息を吹き返した。「思い切って冬場のセットをやったら意外と良かった。綱渡り状態で1着を獲れた」。昨年末のスーパースター準優勝、5月G2川口記念で地元グレード戦初制覇と充実ぶりはご存じの通り。SGタイトル初奪取へ、「伊勢崎のグランプリはエンジンを合わせられないことばかり。得意ではないことを払拭したい」。11R。佳境に向けて一気に加速する。