【仏G1ジャックルマロワ賞】(1)バスラットレオン 気合乗った、矢作師「しっかり作戦を立てたい」

[ 2022年8月14日 05:15 ]

バスラットレオン
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 英国サセックスS4着から転戦したバスラットレオン。直前はドーヴィル競馬場ダートで坂井が騎乗してキャンター。「予定通りの調教メニューをこなせた。気合が乗っています。枠順は9頭立てで気にしていません。しっかり作戦を立てたい」と矢作師は決戦を前に意気込む。前走が古馬の最強マイラー・バーイードから0秒6差に健闘。3歳牡馬コロエバス、3歳牝馬インスパイラルと世代最強格のマイラーが相手でも気後れはない。

 ▽ドーヴィルの天気と馬場 13日が晴れ、14日は晴れ時々曇り、最高気温26度、降水確率25%の予報。馬場が硬くなりすぎないよう散水され7日のモーリスドゲスト賞も10段階ある表記で最も乾いた状態から5番目のボンスープル(JRA表記=やや重)。2日にあった芝直線1600メートルの3歳以上牝馬限定G1ロートシルト賞がボンスープルで勝ち時計1分36秒45だった。

 ▽ジャックルマロワ賞 ドーヴィル競馬協会会長を務め、1920年に死去したジャック・ル・マロワ伯爵の功績を称え、翌年に創設された。今年で第101回を迎え、9月のムーランドロンシャン賞と並ぶ仏マイル路線における最高峰のレース。98年にタイキシャトルが日本調教馬として初勝利を挙げ、86年12着ギャロップダイナ、2003年3着テレグノシス、10着ローエングリンを合わせた4頭が日本から参戦した。

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2022年8月14日のニュース