タマモブラックタイ 器用さ光った

[ 2022年7月12日 05:20 ]

 【新馬戦総括】2週目を迎えた小倉は将来性豊かな若駒が勝ち上がった。土曜芝1200メートルはタマモブラックタイが4角先頭から押し切った。516キロの大型だが、スッと先手を取れる器用さに加えスピードが光った。日曜芝1800メートルはラヴェルが中団から伸びて差し切った。スタートに課題を残し、まだまだ良くなる余地がある。半姉は今年のチューリップ賞勝ち、オークス3着のナミュール(父ハービンジャー)。距離が延びてさらに本領を発揮しそうだ。

 福島芝2000メートルはナチュラルハイが1番人気に応えた。3角から先頭に立ち、最後まで脚色衰えることなく押し切った。折り合いに不安がなく、広いコースや距離延長にも難なく対応できそうだ。

 函館芝1800メートルは18年の有馬記念を制したブラストワンピースの全弟ブラストウェーブが2番手から力強く抜け出した。538キロの大型だが、器用な立ち回りでセンスの良さが光る。

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2022年7月12日のニュース