【米子S】ミスターX　ウインカーネリアン本命、先手取れば大崩れ考えにくい

ミスターX
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　サマーマイルシリーズの米子Sは以前、荒れるレースで有名だったが、過去10年を振り返ると1番人気が4勝、2着4回と安定している。その一方で、9番人気以下の伏兵が4連対。相手候補には積極的に穴馬を狙っていきたいところ。

　本命はウインカーネリアン。前走・谷川岳Sは2番手から力強く抜け出し、オープン初勝利を飾った。一昨年の皐月賞4着が、休養明け2走目で完全復活したとみて良さそうだ。それを証明するのが、美浦Wコースの1週前追い切り。G1・3勝馬エフフォーリアと併せ、6F82秒8～1F11秒4を馬なりでマーク。余裕を持って併入した。レース運びも多彩で、開幕週向きの脚質。すんなり先手を取れば、大崩れは考えにくい。

　相手筆頭は攻め駆けしているクラヴァシュドールを猛プッシュしたい。昨年3着に好走。暑い時期に調子を上げるタイプだ。ヴァリアメンテはマイル初起用の前走・ストークS勝ち。阪神は【3・0・1・3】と相性が良く、川田との初コンビも勝負気配が漂う。馬連14から1、3、7、8、9、11へ。