【函館日刊スポーツ杯】オタルエバーが人気に応えた！中竹師「今後はスプリント路線を歩ませたい」

人気にこたえてゴール前の直線で他馬を差し切りゴールしたオタルエバー（撮影・千葉茂）
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　ハコダテでオタルが勝った！函館開幕日のメイン・函館日刊スポーツ杯は横山武騎乗のオタルエバー（牡3＝中竹、父リオンディーズ）が、2番手から抜け出して1番人気に応えた。横山武は「初めての1200メートル戦でしたが、枠と開幕週の馬場を生かしてロスなく立ち回ってくれた。我慢させる競馬で勝ち切ってくれたのは、今後につながると思います」と笑顔を見せた。

　デビュー戦はマイル。その後も1400～1600メートルの距離に絞ったローテーションを組まれ、朝日杯FS12着、ファルコンS3着、NHKマイルC16着と重賞戦線を歩んだ3歳馬。意外にも今回が初めてのスプリント戦だった。中竹師は「この距離は走るよね。オーナーが春先はG1に使いたいとのことだったので、マイルを中心に使ってきたけど今後はスプリント路線を歩ませたい」と明言。

　今後については「夏休み。秋からは始動して、来年には函館スプリントSに出したい。それくらいの器だね。今日のレースを見る限り適性は高そう。抜け出す時の脚は速かったしね」と大きな期待をかけていた。