【川崎・関東オークス】15日発走 過去10年データで必勝ポイント探る

[ 2022年6月12日 05:00 ]

昨年はウェルドーンがV

 13日から始まる第3回川崎スパーキングナイター。今開催のメインは15日に行われるグランダムジャパン3歳シーズン最終戦のJpn2「第58回関東オークス」(2100メートル)。1着の地方馬にはJpn1・ジャパンダートダービー(7月13日、大井)の優先出走権が、1、2着の地方馬にはJpn3・スパーキングレディーC(6日、川崎)の優先出走権が与えられる。過去10年のデータから傾向を探ってみた。

 ◇上位人気馬◇
 1番人気馬【3・2・1・4】
 2番人気馬【4・2・2・2】
 3番人気馬【1・1・3・5】
 ほかに4、6番人気が各1勝。平均配当は単勝530円、馬単4070円。3連単は2万7170円で18年の10万馬券を含めて万馬券が4回出ている。

 ◇所 属◇
 JRA所属馬【9・5・5・21】
 川崎所属馬【0・1・0・21】
 船橋所属馬【1・2・0・18】
 大井所属馬【0・0・3・15】
 浦和所属馬【0・1・2・3】
 他地区所属馬【0・1・0・25】
 9勝を挙げるJRA勢だが1~3着独占は1回(13年)のみ。地方勢が馬券に食い込んでいる。他地区の2着1回は兵庫所属のトーコーニーケ。名古屋、園田で重賞3連勝し参戦した。

 ◇JRA勢の前走◇
 鳳雛Sや青竜Sなど距離問わずダートの3歳オープン特別組が【5・2・1・6】と最有力。勝って挑んだ4頭は2勝2着1回。残りの好走馬は着差1秒以内だった敗戦組。ダート1勝クラス(旧500万)組が【2・2・2・8】と、Jpn2・兵庫CS組【2・1・1・2】より連対数を上回る。オークスをはじめとする芝からの転戦組は【0・0・1・5】とひと息。

 ◇南関勢の前走◇
 馬券圏内となった南関勢は10頭。東京プリンセス賞組が【1・3・2・24】と最多。同レースの勝ち馬は4頭出走し全て3着以内に好走している。3歳一組特別組からの参戦が【0・1・1・4】、東京湾C組が【0・0・2・2】と続いている。

 ◇逃げ馬◇
 12年から(11)、(10)、<1>、(13)、(3)、(5)、(3)、<1>、(8)、<2>着。逃げ切った2頭はJRA所属馬。

 ◇連対馬20頭のキャリア◇
 7戦が4連対と最多。4、5、10戦が3連対で並ぶ。最多キャリアはアクアリーブル(20年2着)の15戦。最少はオメガインベガス(13年2着)の3戦。(データ班・田中辰幸)

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