モーリス産駒のヒトツ　豪州でGⅠ3連勝!!　オーストラリアンダービー制覇で史上3頭目の快挙!

16年の天皇賞・秋を制したモーリス。鞍上はR・ムーア。
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　モーリス産駒のヒトツ（牡3、C・マー＆D・ユースタス）が2日、豪州のGⅠオーストラリアンダービー（ロイヤルランドウィック、芝2400メートル）を制し、GⅠ3連勝を果たした。鞍上はJ・アレン。

　レースは道悪で行われ、ヒトツは後方に待機。直線で外から脚を伸ばすと、さらに外から伸びたベナードに一旦はかわされたものの、差し返して先頭でゴールした。昨年10月のヴィクトリアダービー（芝2500メートル）、今年3月のオーストラリアンギニー（芝1600メートル）に続いて、G1は3連勝。オーストラリアンダービーが秋の開催となった79年以降、ヴィクトリアダービーとオーストラリアンダービーの両方を制するのは、ダルシファイとマホガニーに続いて史上3頭目の快挙となった。

　ヒトツは豪州産で父モーリス、母ラヴイズフィックル（母の父リダウツチョイス）という血統。母は豪州のGⅡ勝ち馬の半妹で、祖母シーズアミーニーはニュージーランドのG1を制している。通算成績は8戦4勝。