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【福岡ボート・クイーンズクライマックス】円熟“福岡の元気印”小野生奈が女子レーサーの頂点へ!

[ 2021年12月25日 05:30 ]

“福岡の元気印”小野生奈
Photo By スポニチ

 グランプリが終わっても水上のカーニバルは終わらない。さあ、今度は22年の女王を決めよう!プレミアムG1「第10回クイーンズクライマックス」が28日からボートレース福岡を舞台に開幕する。年間女子獲得賞金上位12人による頂上決戦。本紙注目は賞金ランク6位での出場となる小野生奈(33=福岡)。円熟期を迎えた福岡の元気印が地元で初載冠を目指す。なお、同時開催のG3「クイーンズクライマックスシリーズ戦」は明日26日に開幕する。

 小野生奈が出力全開で頂点に駆け上がる。今年は2月芦屋レディースオールスターで優勝すると、7月芦屋オーシャンカップでは18年グラチャン以来、約3年ぶりとなるSG準優進出。13優出3Vとコンスタントに賞金を重ね、年末の舞台に駒を進めた。

 「周りには“安定していたね”って言われたけど、自分としては最初のレディースオールスターを勝っただけの印象です。優勝戦1号艇で負けることも多かったし、詰めも甘かった。でも終わり良ければ全てよしなので、気持ち良く今年を締めたいと思います」

 “福岡の元気印”と呼ばれた小野も今年10月で33歳を迎えた。ピットを慌ただしく駆け回る姿はデビュー当時とあまり変わらないが、置かれる環境とともに少しずつ立ち位置も変わってきた。今年7月からは支部の後輩・奥村明日香を弟子として指導。原点に立ち返りながら、必死に上を目指した昔の自分を重ね合わせている。

 「弟子を取るつもりはなかったんですよ。でも、あっ旋がたまたま一緒になった時に明日香ちゃんが本当にいい子で頑張ってほしいなと。弟子というよりも一緒に彼女と上がっていきたい。そういう気持ちの方が強いかな」

 クイーンズクライマックスは8年連続8回目の出場。昨年の浜名湖大会は自己最高成績の2着となったが、コンマ01と極限の踏み込みを見せた平高奈菜の前にあと一歩届かなかった。

 「大きいレースほど自分を見失わず、目の前のレースに集中して走ること。それが大事だと思います。でも、一度でいいからティアラは被ってみたいですね。実はこっそり髪を伸ばしています。きっと遠藤エミちゃんより私の方がティアラは似合うはず(笑い)!」

 勢いだけではない確かな実力が今の小野にはある。地元で栄冠をたぐり寄せるだけの準備は整った。博多の勝利の女神を振り向かせ、大輪の花を咲かせる。

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