【佐賀・中島記念】26日発走 ドゥラリュール死角なし!有力馬を紹介

[ 2021年12月25日 05:30 ]

破竹の勢いで佐賀7連勝を狙うドゥラリュール
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 21年佐賀競馬グランプリレース「第37回中島記念」(距離1800メートル)が26日の第6レースでゲートイン。

 今大会断然の支持を集めるのはドゥラリュールだ。15年8月にJRAでデビューし中央の中距離ダート戦で3勝を挙げて今年6月に新天地の佐賀に転籍。転入初戦の「ライラック賞」を“圧逃”すると続く7月「佐賀王冠賞」で重賞初制覇を飾った。返す刀で8月新設重賞「九州チャンピオンシップ」でも後に佐賀3歳3冠馬となった2着トゥルスウィーに8馬身差をつける“快逃劇”を演じた。その後も1800メートル戦を3連勝し佐賀土つかずの6連勝中。抜群の勢いと先行力に距離適正の高さ、そして屋根が19日に通算5000勝を達成した山口勲とあって死角が見当たらない。

 好位から逆転を狙うのがゲットワイルド。昨年大会は優勝馬に半馬身差まで迫っての2着。その後も粘りのレースが続いており重賞初制覇へ時は満ちている。

 実績なら中央ダートG3・2勝、11月「九州大賞典」3連覇を含めて地方重賞5勝のグレイトパールが断トツ。怒とうの追い込みがあっても不思議ではない。

 ドゥラリュールの兄にあたるパイロキネシストも一発を秘める。5月「佐賀スプリングカップ」で重賞初V。他の中距離重賞でも上位に食い込んでおり9歳馬ながら侮れない。

 8月にJRAから移籍してきたコンカラーにも「九州大賞典」3着を含め佐賀全5戦で掲示板を外さない安定感がある。

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2021年12月25日のニュース