【秋華賞】ミルコ、ユーバーレーベン2冠導き3歳G1完全制覇だ!「凄いこと。楽しみ」

[ 2021年10月15日 05:30 ]

笑顔でサムアップするミルコ・デムーロ
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 牝馬3冠最終戦「第26回秋華賞」は14日、出走馬16頭が確定した。白毛の桜花賞馬ソダシに注目が集まるが、オークス馬ユーバーレーベンも忘れてはいけない。コンビ継続のミルコ・デムーロ(42)は秋華賞を勝てば、史上4人目となる3歳G1完全制覇。大一番に強い男が再び、ソダシ退治に燃えている。同レースは15日に枠順が決定する。

 ミルコが再び、ソダシを止める!?M・デムーロはユーバーレーベンとコンビを組んだオークスで、白い女王に初めて土をつけた。世界各地で騎乗したイタリアンにとっても白毛は珍しい存在。「イタリアでもほとんどいない。あれだけ白い馬は見たことがないね。ドイツで牛みたいな(柄の)馬はいたけど、そこまでいい馬じゃなくて。色だけが有名だったね」と笑った。

 日本の白毛は規格外の強さだ。前走のオークスでは勝ったが、ユーバーレーベンと初コンビだった阪神JFは3着に敗れた。「ソダシは半端ない。体もちゃんとしている。G1を勝っているし彼女は強いよ」と警戒した上で「ソダシだけじゃない。みんなライバルだから」と気を引き締める。

 JRAの平地G1・24レースのうち19レースを制したミルコだが、秋華賞はまだ勝っていない(15年クイーンズリングの2着が最高着順)。「いい馬に乗せてもらっているんだけどね。モズカッチャン(17年3着)も落鉄してツイてなかった」と悔しそうに振り返る。牝馬3冠の最終戦を勝てば武豊、福永、ルメールに続く3歳限定G1完全制覇を達成。「それは凄いことだね。楽しみ」と意気込む。

 悲願の秋華賞Vに向けて追い風になりそうな材料が阪神への舞台替わり。ミルコは「京都の内回りよりはちょっと広く感じるぐらい」とコースの違いを口にするが、データ的には強烈な後押しだ。鞍上は京都芝2000メートルで行われた重賞が【0・1・1・7】に対して、阪神芝2000メートルの重賞は【6・3・1・16】と相性がいい。

 当舞台で行われたG1大阪杯は18年スワーヴリチャード、20年ラッキーライラックで制した。ユーバーレーベンとは4度目のコンビ。「この馬自身、コース自体はどこでも関係ない。馬混みが嫌いなので、ごちゃごちゃしなければ」と相棒の性格も熟知している。前にいる、強くて白いアイドルホースを目がけて大外一気。得意舞台でミルコ・マジックが再び、さく裂する。

 《馬場悪化問題なし》ユーバーレーベンは14日、厩舎周りの運動。手塚師は「最終追いの動きは良かったし、レースに向けて、気持ちもポジティブになってきたかなと思う」と手応え十分。週末の下り坂予報については「雨はうまいです。大丈夫です」と断言して割引不要。昨年6月の東京新馬戦(芝1800メートル)は不良馬場でV。仮に馬場が悪化しても、2冠に向けてむしろ追い風になりそうだ。

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