【大井・東京盃】サクセスエナジー重賞6勝目!

[ 2021年10月7日 05:30 ]

東京盃を快勝したサクセスエナジー(手前)。
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 中央交流の短距離重賞「第55回東京盃」(G2)が6日、大井競馬場で行われた。7番人気の伏兵サクセスエナジーが直線3番手から抜け出し優勝、6つ目の重賞タイトルを手にした。同馬には「第21回JBCスプリント」(G1、11月3日、金沢)への優先出走権が与えられた。

 前走は内枠で砂をかぶった上にもまれて7着大敗。「外枠を引いたので、もまれないでスムーズな競馬を」。この1点に気をつけて騎乗した松山。好スタートからその思い通りの騎乗をすると4コーナーでの手応えは想像以上のものだった。直線に入ってゴーサイン代わりの左ステッキ。一気に末脚を伸ばすと残り200メートルで先頭に。最後は内から再び伸びたリュウノユキナを3/4馬身抑えてゴールした。勝ち時計の1分10秒3はレコードにわずか0秒2差と極めて優秀なもの。7歳だが「まだまだ先が楽しみになった」と松山も手応えを感じ取った様子。この日は調教師が不在で次走は未定だが、権利を獲ったJBCに向かってもメドが立つ一戦だった。
 
 ▼2着リュウノユキナ(柴田善)スタートも良かったし、この馬としてはよく走っている。(ペースが)流れなかった分、前に残られたね。

 ▼3着レッドルゼル(川田)久しぶりの分を考えればレースではよく頑張ってくれました。次はより良い状態で臨めると思います。

 ▼6着サブノジュニア(矢野)1歩目は出たが、あとが進まず思ったより後方に。年齢的にも以前よりズブくはなっている。

 ◆サクセスエナジー 父キンシャサノキセキ 母サクセスアイニー(母の父ジャングルポケット) 牡7歳 栗東・北出成人厩舎 馬主・タカシマ 生産者・北海道新冠町のタニグチ牧場 戦績37戦13勝(南関東10戦3勝) 総獲得賞金3億2480万6000円 重賞は20年兵庫ゴールドトロフィー以来6勝目。

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2021年10月7日のニュース