G1・2勝馬サートゥルナーリア引退、背中の状態改善せず 種牡馬入り

[ 2021年1月16日 05:30 ]

19年の皐月賞を制したC・ルメール騎手(左)とサートゥルナーリア(撮影・西川祐介)
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 18年ホープフルS、19年皐月賞とG1を2勝したサートゥルナーリア(牡5=角居、父ロードカナロア)は背中の状態が良くないため引退、種牡馬入りが決定。15日、所有するキャロットファームが発表した。

 昨年6月の宝塚記念4着後、秋に向けて調整していたが左トモ飛節の腫れで11月のジャパンCを回避。態勢が整わず暮れの有馬記念の出走も見送らざるを得なくなった。その後、ノーザンファーム早来(北海道安平町)で調整して左トモは良化しているものの、昨年の宝塚記念でダメージを負った背中の左側の状態が改善せず、母である名牝シーザリオの血を次世代につなぐことになった。通算10戦6勝。今後は社台スタリオンステーション(北海道安平町)でけい養される予定となっている。

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2021年1月16日のニュース