【中山金杯】ウインイクシード、雪辱へ万全ローテ 2着の今年同様に休み明け3戦目

[ 2020年12月30日 05:30 ]

ウインイクシード
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 21年の中山競馬は恒例の中山金杯(1月5日)で幕を開ける。注目は今年の中山金杯2着馬ウインイクシードだ。

 3番人気に推された前走・ディセンバーS(5着)は中団で手応え良く運んだが直線はひと伸びを欠いた。管理する鈴木伸師は「騎乗した(三浦)皇成によると3~4コーナーで馬場が悪い部分に脚を取られたのが影響したとのこと。勝った馬(トーラスジェミニ)にうまく逃げられてしまった」と敗因を振り返る。

 今年の中山金杯は好位から伸びたが、勝ったトリオンフに無念の頭差負けだった。福島記念→ディセンバーS→中山金杯は今年と同じ臨戦過程。指揮官は「(今年は)惜しい2着でしたね。全く同じローテーションで挑むし、休み明け3戦目で走り頃だと思う。状態もいいので」と年が明けると7歳のベテランの奮闘を祈っている。今年より1キロ増量のハンデ56キロはハンデキャッパーにも能力を認められた証拠。16年11月の東京新馬戦(4着)から6年目の競走生活へ。中山芝【2・4・1・4】のコース巧者が、悲願の初タイトルを見据えている。

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2020年12月30日のニュース