【久留米・熊本記念】郡司 記念連覇!通算10度目のG3制覇「調子が良かったから捲れた」

[ 2020年10月5日 05:30 ]

通算10度目のG3優勝を飾りガッツポーズをつくる郡司
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 郡司浩平(30=神奈川・99期)が捲って優勝。今年9月の岐阜記念から記念連覇。通算10度目のG3制覇となった。

 レースは三谷がスタートを決めて三谷―山口―清水―松本―松川―中本―郡司―東―佐藤で周回。赤板で郡司―東、単騎の佐藤で上昇すると、その上を松川―中本。そこを清水―松本が叩き打鐘から主導権。3角で松川が松本をどかしにかかるも、松本がさばき松川後退。最終H8番手から三谷―山口で巻き返すも出切れず。最終B6番手から郡司が捲ると東は離れる。外を乗り越えた郡司が優勝。Bで郡司に切り替えた中本が、離れながらも外を追い込み2着。

 6月の取手以来4カ月ぶりの9車立ての記念。7車でも強かったが、9車でもやはり強い。「前の様子を見ながらしっかり脚をためて、一気に仕掛けることができた。調子が良かったから捲れた」。並走となっていた最終2センターを乗り越えると、最後は2車身差をつけた。7車立てだった岐阜記念から記念連続優勝を果たした。

 まさに充実期を思わせる走り。S班の赤いパンツはダテじゃない。そしてG1への思いを口にした。「1本獲りたい」。次走は寛仁親王牌。完全にG1が視界に入ってきた。そう思わせる完勝劇だった。
 ◆次走 優勝した郡司浩平、3着の松本貴治は寛仁親王牌(前橋、15~18日)へ。2着の中本匠栄は青森F1(22~24日)。

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2020年10月5日のニュース