【川崎12R】ミシェル ノワールで7馬身差V!2勝目に笑顔「完璧な1週間」

[ 2020年2月1日 05:30 ]

<川崎>2勝目を挙げたミシェルは笑顔で口取り
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 地方競馬の短期免許で来日した“美しすぎる”フランス人女性騎手のミカエル・ミシェル(24=川崎・山崎裕)が31日、川崎競馬12R(ダート1500メートル)のノワールムーティエで地方2勝目を挙げた。

 2番人気だったが、馬の力も抜けていた。スタート直後、大外から5、6番手の外に付けると1、2、3コーナーとグイグイとポジションを上げていった。直線で逃げたノートゥルレーヴを早々に捉えると、もったままで突き放していく。ゴールでは何と7馬身差をつけていた。初勝利とは違いゴールでの派手なパフォーマンスはなし。それでも下馬すると関係者に日本語で「ありがとうございました」と笑顔を振りまいた。

 今開催の川崎で29回の騎乗で2勝は「グッドフィニッシュ」。「期待通りの騎乗馬が集まり精いっぱい騎乗できた。完璧な1週間だった」と振り返った。

 最終レース後は本人の意向で急きょトークショーをウイナーズサークルで開催。「来週から大井での騎乗も頑張りたいし、ファンの皆さんともたくさん会って応援してもらいたい」と呼びかけた。その後は柵越しで10分以上にわたってサインを書き、ファンも一気に魅了した。

 今週末は温泉でリフレッシュして3日から大井で騎乗。4日は高知のレディスヴィクトリーラウンドに参戦し、5日は順調に行けば、センチュリオンで重賞初騎乗となる。「重賞でも一般レースでも同じで一生懸命乗るだけ」とミシェル。その笑顔と騎乗ぶりで、まだまだファンを増やしそうだ。

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2020年2月1日のニュース