【小倉新馬戦】ヤマカゼ期待 山内厩舎、最後の夏沸かす

[ 2019年7月25日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=24日】小倉開幕に合わせるかのように梅雨明け。出張好きな記者は多いが柏原もそう。真夏の日差しに照らされ、厩舎回りをするフットワークが自然と軽くなる。

 開幕週の名物レースといえば九州産限定・新馬戦(土曜5R)だ。山内厩舎は99年カシノエトワール、08年コウエイハート、12年コウエイピースで九州産限定オープン・ひまわり賞を3勝。今年も楽しみな九州産がスタンバイしている。テイエムヤマカゼ(セン、父グラスワンダー)は1週前に坂路4F53秒2~1F12秒5と水準の時計。最終追い切りはしまいをサッと。坂路4F57秒6~1F12秒3で駆け上がった。河村助手は「ササるところがあって…。真っすぐ走れば、もっと時計は出るはず。ただ、まずまず動けている。以前は気の悪さがあったようだが厩舎に来てからは扱いやすい」と期待を膨らませる。山内師は来年2月末に定年引退。名門厩舎のラストサマーは、きっと熱い。

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2019年7月25日のニュース