千葉サラブレッドセール 最高価格はは唯一のディープ産駒で6900万円

[ 2019年5月17日 18:08 ]

 2歳馬調教セリ「千葉サラブレッドセール」(千葉県両総馬匹農業協同組合主催)が17日、船橋競馬場で開催された。

 最高価格は上場60頭中、唯一のディープインパクト産駒で母はフランスG1馬ミセスリンゼイという良血の牡馬。セリは5000万円からスタートし、6900万円で株式会社ラウンドワンの代表取締役社長を務める杉野公彦氏が落札した。杉野氏はほかにもアルテミスハートの17(牝、父ロードカナロア)を4900万円、オッティマルーチェの17(牡、父キズナ)を4700万円で落札した。3頭はいずれも関西に入厩予定。

 この日は56頭が売却。売却率93・3%は同セールレコードで、総売却価格11億5074万円(税込み)は昨年から約3億4646万円アップ。代表理事組合長の吉田照哉氏は「今年は馬のレベルが高かった。技術はどんどん上がっている。千葉セリで買って良かったと思っていただけると思う」と総括した。

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2019年5月17日のニュース