【弥生賞】ニシノデイジーは単走で上々の動き 勝浦「凄くスムーズに走れていた」

[ 2019年2月27日 16:23 ]

 ホープフルS3着のニシノデイジー(牡3=高木)は主戦・勝浦を背にWコースで単走。5F68秒8〜1F12秒7(馬なり)。序盤からしっかり折り合いもつき、伸びやかなフォームでリズミカルに駆け抜けた。勝浦は「先週引っ掛かってしまったので、見ている方も不安があったと思うけど、凄く乗りやすかった。ハミを先週とは換えたようで、それもいい方に出ていると思う。きょうの感じだと、逆に先週はよく掛かったな…と思うぐらいに、凄くスムーズに走れていた。道中でも全く嫌な面を見せなかった」と確かな手応え。

 美浦に視察に訪れた西山茂行オーナーは「上出来、上出来。折り合いを心配したけど、それも大丈夫だった」とニッコリ。母ニシノヒナギクの母系をたどると、98年皐月賞&菊花賞の2冠馬セイウンスカイや92年桜花賞馬ニシノフラワーにたどり着くオーナーゆかりの血統。同オーナーは「あとは勝浦がしっかり乗ってくれれば。勝浦を男にせなあかん!!」と力を込めた。

 高木師も「先週スイッチが入って行きたがる面を見せたので、きょうは気持ち良く走らせた。ジョッキーの感触も良かったし、だいぶ胸前にも筋肉が付いてきた。ある程度、前が引っ張ってくれれば。今後につながるいいレースをしてほしい」と始動戦Vに見据えていた。

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2019年2月27日のニュース