【新馬戦総括】期待の良血順当勝ち!アレグリアはマイル向き

[ 2018年6月4日 05:30 ]

 今年度の2歳戦がスタート。来春のクラシックに向けての戦いが始まった。開幕週から東西で期待の良血がデビュー勝ち。日曜東京のグランアレグリアは新馬戦のコースレコードをマークして楽勝。父ディープインパクト×母の父タピットという日米リーディングサイヤー同士の配合。マイル前後の切れ味勝負が向くタイプで、暮れの阪神JF、来春の桜花賞を意識できる素材だ。同じく日曜東京で勝ち上がったアカネサスは、今春活躍したロードカナロア産駒。母クィーンズバーンは12年阪神牝馬S(7F)を逃げ切り勝ちと、スピード豊富な血統構成。初戦が500キロと大型で、まだまだ上積みがある。土曜阪神のジャミールフエルテは気性面に課題を残すものの、抜け出す際の脚が速く、オルフェーヴル産駒らしい大物感も。日曜阪神のシングルアップは高速決着に対応した点を評価したい。

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2018年6月4日のニュース